建設ラッシュとジンギスカン。

今日はどんより、曇り空。
最近、近所のあちこちで家のリフォームやマンションの建設工事なんかが行われていて、昼間家で仕事をしていると、なんだか騒がしくて落ち着かない。またマンションか!?みたいな?
近所の立派なお屋敷や、古い時代に丁寧に建てられた洋館がなくなって、代わりに同じ敷地に、5軒も10軒も小さな、まさにマッチ箱のような、見るからに安っぽい建物がたくさん建つ度に、なんだか寂しい気持ちになる。
ついこの間も、(すべて同じ名字の表札が掛かっていたので、親族なのだと思うけれど)ほぼワンブロック程もある敷地に建てられた数軒の洋館が一気にすべて取り壊され、何もない広大な土地にしばらくの間、立派な門だけが残っていた。
それもついに壊されてしまって、新しい巨大なマンションの建設がすでに始まっているのだけれど、そこに立て掛けられている完成予想図の看板に溜息。
今風のデザインなのだと思うけれど、数年も経てば、なんの味もないただの古い建物になってしまうだろうな…と。
築地も、東京駅も、東京中央郵便局も、特に思い入れはないけれども、取り壊して高層ビルに立て替え、マンションなどの賃貸事業を始めるらしい中央郵便局なんかは、専門家から見れば文化遺産に登録して欲しいくらい、文化価値の高い建造物だそうで…それは単純にもったいない話だな、と。民営化で株主への義務として利益を上げなければいけないのなら、郵便局はどっか安っちい合理性重視の建物に移転して(笑)、今の建物はホテルかなんかとして使ったらいいじゃん。なんてそんな簡単なことじゃないのはわかっているけれど、そうなれば、ぼくは泊まってみたい!と思うのだけれど。再開発をやめ、古い物を残したことでたくさんの人が集まるようになった街で、ぼくは生まれ育ったから、そんな風に思ってしまうのかもしれない。
昔のことにこだわって前に進めないのもどうかと思うし、そこに住む人や、いろいろな事情が絡んでいることは想像できる。けれど、そんな風に簡単に古い物を捨ててしまって、新しくなっていくことばかり考えていて、本当にいいのかな…と。
ヒルズも新丸ビルも、(本来の意味も含めた)小洒落たものにまったく興味がなく、古いものと新しいものが共存しているところが東京のおもしろさだと思っているぼくは、古いものが減りすぎた東京は、どんどんつまらない街になってきている気がしてしまう。
同じようなショッピングモールばっか作っても、そんなに行かないって。観光客も飽きるって。一度行ったら、もう一回行きたいって思わないもの。
なんて、工事の音がうるさいからと言って、ぶ~ぶ~、うだうだとこんなこと書いていてもしょうがないので、夕飯、夕飯♪
スーパーでラム肉が半額だったので今夜はジンギスカン!!
大阪の家には一家に一台、たこ焼き器があるそうですが、北海道の家の冷蔵庫には、ベルの成吉思汗(ジンギスカン)のたれが入っています。ってことで北海道出身のぼくの部屋の冷蔵庫にも入っています。
ジンギスカンにビール。もう絶頂。
お茶碗の柄はうさちゃんです。てへっ。(同居人の趣味)

…で、食べ過ぎ。気持ち悪いッス…。うぅ…。
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