話題の、あのお祭り。

テレビのニュースや、ネットでかなり話題になっているので
もう見た人も多いと思うけれど
岩手県奥州市の黒石寺で２月に行われる
1000年以上続く裸祭り「蘇民祭」のポスターを
JR東日本が掲示を取りやめた
という話題。

JＲ東日本では「胸毛など特に女性が不快に感じる図柄で、見たくないものを見せるのはセクハラ」と判断した。

ということらしいです。
が、ちょっとそれは…と、疑問に思ったので
あえて話題にしてみました。

これには、いろいろな意見があるようだけれど
テレビの街頭インタビューでは
「不快に思わない」
「これがセクハラなら、大相撲もセクハラ」
など、ほぼJR東日本の判断に疑問、という声が多かったです。

たしかに、あまりにもインパクトが強く
イケメンブームの今、あの写真は
そういった目で見たときに
美しいとは言えないのかもしれないけれど
それを「セクハラ」と言ってしまうのは、どうなの！？
JR側がモデルの男性に、名誉毀損で訴えられる可能性も
あるのでは…なんてことを考えてしまいました。

詳しいことは分からないけれど
問題の写真も、去年の祭りで必死で勝ち取った
蘇民袋（というもの）を手に、雄たけびを上げた瞬間
だそうです。
つまり、ぼくの想像するところ、それは栄光の瞬間。
祭りをよく知る人にとっては、ポスターに使われて当然の
ベストショットなんじゃないかな…と。

一見して祭りのポスターと言うことは一目瞭然だし
あのポスターを見て、いやらしい想像をする人って
かなりエロい人なのでは…（笑）。
というか、そういう人はいろんなものに
いろんなことを想像するのでは…と（笑）。
ゲイのぼくが見ても、なんとも思わないのに
その判断を下したJRの人って、男なんだろうか。
それとも、フェミニストの女性？
などなど…？？？マークが飛び交ったぼくでした。
まぁ、取りやめた理由は「いやらしい」ではなく
「不快」ということだけれど。

ゲイバッシングなど
ゲイっぽいものに対して極端に不快感を表す人には
ゲイの要素がある、ということが
アメリカの研究で明らかになっているそうなので
じゃあ、体毛に過剰反応する人は、毛フェチだったり
体毛にコンプレックスのある人なのかも？？？
なんてことも、考えてしまいました（汗）。

この一件で、逆にお祭りの知名度が上がって
JR以外の場所では、ポスターが大人気だそうなので
結果的に良かったのかもしれないし
それだけのインパクトで世の中にアピールしたということは
ポスターとしては、ある意味
完璧だったということかもしれません。

ただ、モデルの人は、正式な連絡もないまま
友達に「インターネットで話題になってるぞ」と
知らされたと言うことで
あちこち不本意な場所で紹介されて気の毒だなぁ…と。
自分だったら、かなりショックです。
かわいそう。

ぼく的には、テレビで
「あなたと合体したい」
「キモチ～」とか、言ってるCMとか
海外ではR指定になりそうな
バイオレンス要素の強い映画を
普通にテレビで放映していることの方が
よっぽどどうかと思うのだけれど…。

なんかズレてるな…と、思ったニュースでした。