ゲゲゲ展、行って来ました。

先週の土曜日、田亀先生の個展「WORKS」へ行くついでに
「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」も行って来ました。
写真の顔は、ぼくのマンガ「下宿のお兄さん」の主人公
将太にしてみました

子供の頃から妖怪が好きで
友達の家にあった「妖怪おもしろ大図解」
(うろ覚えなので、タイトルは違うかも…)
を見るのが楽しみだったぼくは
今回の個展、かなりワクワクでした

2時過ぎに松屋銀座についたのだけれど
土曜ということもあって、20分待ち状態

8階の会場から近くの階段に螺旋状に並んで
7階のフロア辺りの位置でした。
でも、それはまだラッキーな方だったようで
見終わった後に行列を覗くと
2~3階まで並んでいたようでした。
かなりの混雑だったので
ゆっくり自由にという状況ではなかったけれど
作品の前の行列に並びながら
じっくりと作品を見てきました。
田亀先生の個展でも感じたのだけれど
生原稿の持つパワーというのは
すごいものがあると思いました。
印刷された本を見ても
その完成度の高さに溜息が出る水木作品ですが
生の原稿は、さらに迫力がありました。
なぜそこまでと思ってしまう程描き込まれた背景は
作品にかける情熱、魂をすり減らして
まさに命を削って描いている
そういう思いが作品から溢れていて
圧倒されました。
当時の編集者が、只者ではないと感じたのも無理はないなと。
妖怪のコーナーでは
モノクロの原画と、それを複写して
上から彩色したカラー作品が対になって
並べて展示されていたのだけれど
モノクロの状態ですでに完成されていて
むしろカラー作品よりも力があるという感じを受けました。
グッズなどの物販コーナーも人で溢れていて
欲しかった、ゲゲゲ展オリジナルの
鬼太郎マグカップも売り切れ

ポストカードだけで我慢したけれど

本当に行ってよかったと思える
見応え十分の大満足なゲゲゲ展でした。

「ゲゲゲ展」は来週月曜日23日までです。
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